近年フットケアが、介護予防プログラムの中で、
取り上げられるようになりました。

運動・口腔ケア・認知症予防などと共に、
65歳以上の高齢者を対象にした講座が展開され、
健康への意識が高い、多くの方が熱心に参加されています。

横浜市内のケアプラザで開催されている、フットケア講座も担当しています。

 

高齢者に限らず、フットケアについて周知・理解してもらう必要性を強く感じ、
フットケアの普及啓発活動を積極的に行っています。

フットケア講座の内容とは?

今や人生100年時代。

元気で寿命を全うしたいならば、足腰はしっかりさせて、
「自分の身の回りのことは、自分でやる」は、当然のことですね。

足腰強化といえば、足腰を鍛える運動に注目されていました。

でも、身体の土台である足がしっかりしていないと、
立っていることさえも、難しくなってしまうのです。

私が担当している、フットケア講座では、
 ・そもそも、足ってどうなっているの?
   骨格・筋肉や腱・靱帯、爪などのメカニズム
 ・水虫(白癬菌)の感染と予防
 ・靴の選び方と正しい履き方
 ・おうちでできる「足を使う運動」   など

「健康な足の作り方」について、参加者の実習も交えた、
楽しい講座を行っています。

 

転倒・骨折・寝たきりの源になる、足のトラブル

今まで、何気なくやっていた足のケア。

年齢を重ねると身体の柔軟性が低下して、
入浴時などでは、足指(趾)を丁寧に洗うことが難しくなる。

あまり足を洗わないと、
古い角質が爪の間などに溜まってしまいます。

足の手入れを放置していると、
指の間から始まっていた水虫(白癬菌感染)から、
爪に広がる爪白癬になっていることも多いのです。

爪白癬になると爪が分厚くなり、爪切りでは切れない。
そして洗って角質を落とすことができず、
分厚くなった角質が、爪を更に厚くさせてしまいます。

転倒・骨折・寝たきりの原因に

足指(趾)や爪が分厚くなると、
歩行の際、足指で地面を蹴る力が入りにくくなる。

また足裏など、角質が厚くなることで、
危険を察知するセンサー感覚が鈍り、
転倒するリスクが上がってしまいます。

高齢になればなるほど、筋力低下が起きやすい。
転倒し骨折してしまうと、
寝たきりの状態になる可能性が高いので、注意が必要です。

だからこそ、フットケアが重要なのです。

靴の選び方と正しい履き方

近年は世代に関係なく、健康を意識する人が増え、
ウォーキングを運動として取り入れる方が増えました。

その成果、様々なウォーキングシューズが出回るようになりました。
靴の中のインソールも、ただの中敷きというよりは、
足のアーチサポートを考えたものなど、足の健康を考えた物も増えてきました。

足の健康相談をしていると、多くの方が間違った靴の履き方をしており、
機能性の高い靴を履いていたとしても、意味がないことが良くあります。

靴の製造メーカーが、足の健康に特化した靴を作って購入しても、
正しい靴の履き方をしていないと、
せっかくの靴の機能が十分発揮できないのです。

それは、もったいない!

私は、足の健康相談の際、スニーカーで来所された方に対して、
片足を靴の正しい履き方で履いてもらい、
もう片方の足は、履いてきたそのままの状態で、
靴の履き比べをしてもらっています。

ひもを緩めたまま、脱ぎ履きしている靴を履くと、
足が靴の中でズレてしまい、脱げないように足に力が入る。
また、足に靴がぶら下がるので、靴の重さが重く感じます。

しかし、
正しい履き方で履いた足の感覚は、足と靴が一体化してフィットするのです。
歩行時も足と靴が軽く感じ、歩きやすいのです。

「まさか、そんなことがあるの?」そう思う方こそ。
足と靴の一体化をぜひ体感していただきたいです。

足と靴が一体化する感覚を知っていただくことが、
普段から靴を履く時の「靴ひもをほどく・縛る」
ひと手間を加えることのストレスが減ると思うからです。


 

フットケアを知りたい、学びたい方は

高齢者向けのフットケア講座は、
行政や横浜市内であれば地域ケアプラザ、
地域包括支援センターで毎年開催しています。

参加できるのは、基本的にお住いの地域です。
開催日時などは、
行政の高齢者相談窓口や各会場で確認してください。

高齢者向け講座には、運動や栄養・口腔ケア、認知症予防など、
健康に関する情報や実習などが満載です。
地域で集う仲間が欲しいなど、仲間づくりも行っていますので、
興味のある方はぜひ一度覗いてみては?

訪問看護BLUE*GREENでは、
地域の集まりや趣味仲間などの集まりで、フットケア講座の開催も可能です。

「ちょっと聞いてみたいな」と思ったら、
下記からお問い合わせください。


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