ダブルケアってなあに?

現代は核家族化・兄弟数が減り、ひとりっ子が多くなりました。
ひとりっ子の同志の結婚となると、
夫婦で4人の親を看なければなりません。

親が元気な時は自立した生活ができて問題はないのですが、
ひとたび病気やケガなどが原因で介護が必要になると、
子ども世代の生活は大パニック!

家庭・子育てと仕事の両立だけでも大変なのに、親の介護まで抱えた状態。
そのような状態をダブルケアと言います。

自分の住んでいる地域の福祉情報を知ること

私は地域包括支援センター勤務時代、
担当する地域の方の介護に関する相談員でもありました。

私が勤務していた場所は、新興住宅地でマンションが多く建ち、
3~40代の子育て世代が多く転入してくる地域。
その親が子世帯の近くに転居してくるケースが多かった。

比較的近い地域で親世帯と子世帯が住むケースや、2世帯住宅での同居など。
いろいろパターンはありますが、
本当に日常生活に介護が入ると大パニックなのです。

まず介護保険等に関する知識や情報がないのでパニック!
今ではだいぶ介護保険もメジャーにはなりましたが、
世代が違う、利用したことがない人は、よくわかりません。

当事者にならないと福祉制度については、
なかなか縁がなく、知る機会がありません。
行政で差はあるものの、様々な福祉サービスがあることも知らず、
家族だけの苦しい状態で、ダブルケアをしている方が多いという現状です。

「介護の問題で困った」そんな時は、
冷静になって自分が住んでいる
地域の包括支援センターの窓口で相談しましょう。

横浜市内ならば、地域ケアプラザという施設が、
平日の21時まで、土曜・日曜・祝日は17時まで窓口は開いてます。
電話でも来所するでも、どちらでも構いません。

まず抱えているご自分の「介護の問題の現状」を話してみましょう。
相談員はあなたの介護の問題解決の糸口を探してくれますよ。

身近な福祉に関する情報は、行政のHPや広報紙をはじめ、
町内会の回覧板でも折り込まれています。

今の自分には関係なくても、
いずれその情報が貴重なものになるのですから。

 

ダブルケアの先駆的な活動をしていた横浜

2016年に厚生労働省の調査があり、
横浜ではダブルケアサポート横浜という団体が設立されました。

ダブルケアを行っているダブルケアラーをの声をまとめた
「ハッピーケアノート」が2016年5月に発行されました。ハッピーケアノート

冊子では、ダブルケアラーの体験とアドバイス、相談先などの紹介と
実際に手に取った方が実際に参考にできる冊子となっています。

またダブルケアの体験談だけの冊子もあります。

ダブルケア体験談

どちらも冊子をご希望の方は、300円/冊で購入できます。
送料・手数料込みで450円/冊で郵送でも可能だそうです。

<お問い合わせ先>
NPO法人 シャーロックホームズ(ダブルケアサポート横浜事務局)
TEL 045-324-5033
Mail info@sherlock.jp

ダブルケアの相談窓口として、
横浜市の地域ケアプラザの職員向けの研修を実施したそうです。

私自身、長年在宅介護の介護者支援に関心があり、
これから介護者・ご家族のための訪問看護師として
活動したいと思って起業するので、
ぜひ一緒に活動できたらいいなと思っています。