高齢者が自宅で安心して生活できる工夫

高齢者は程度の差があるものの、老眼をはじめ眼の加齢変化の影響で、
白内障・緑内障など目の見え方に影響が出てくる。

また夜間のトイレのために、
寝起きの状態で暗がりの中で歩くことにもなり、
転倒リスクも上がってしまう。

どうしたら、解決できるのか?


夜間でも安心できる照明器具を取り付けた

私の実家の両親は、何度か夜間トイレに起きる習慣があり、
寝室→トイレの移動に不安を抱えて生活していた。

ある日母から「寝室の出入り口にフットランプが欲しい」と
リクエストがありました。

たまたま寝室入口のそばにコンセントがあるので、
コンセント・センサー式のフットランプを見つけて設置。

夕方のまだちょっと明るい時間からセンサーが反応し、
寝室入口から廊下まで照らすことができました。

明るさも10段階程調節できるので、
再度睡眠に入るのに支障がない程度の明るさに調節することができ、
好評でした。

センサーライトは製品によっては、
乾電池式だと電池切れを起こすこともあるので、
コンセントから直接給電できると電池切れの心配がありません。

またトイレ入り口の向いに洗面所があるので、
洗濯機横のコンセントにもアロマランプ用の豆電球を設置。

豆電球程度の明かりは、程よい常夜灯として、
トイレ内もうっすら見える程度で足元も確認が可能。

夜薄暗い中で移動することになると、部屋へ戻る方向感覚を失い、
狭い自宅内でも寝室へ戻る方向がわからなくなったことがあったので。

ちょっとした照明の工夫で、
夜のトイレへ行く不安→安心が得られるのです。

 

洗濯物を干す作業も転倒リスクがある

年齢を重ねるほど、身長が縮んでいくことになり、
棚や洗濯物を干す竿など、手を伸ばしても届かなくなってくる。

また上を見上げる姿勢を長時間することは、
立ち眩みを起こして、転倒してしまうことがある。

実際私の実家の母は、時々無理をして洗濯物を干す作業で、
何度か転倒している。

物干し竿の高さを下げたりしても、
シーツなどの大物の洗濯物を干すのは重労働であり、
洗濯物を干す・取り込む作業はかなりの労作になる。

大物の洗濯をした日は、買い物などの負荷になる作業はしないなど、
作業を分割して実施するようにして、無理をしないことを勧めている。

 

安心して生活できる住環境作り

高齢の両親だけでなく、自分自身も病気やケガで、
生活に不便を感じることが出る可能性は充分にあります。

いつか介護を受けることは、
他人事でなく自分事。

今の状態が当たり前でなく、
突然に変化をもたらすことがあるのです。

例えば、病気になって入院・手術をすると、
急激に筋力・体力が低下してしまうことがあります。

今送っている生活が当たり前でなく、
突然に変化をもたらすことがあるのです。

年齢を重ねているほど、元の生活に戻ることが難しいので、
状況に応じて介護保険の利用も検討するといいと思います。

介護保険は、65歳以上の方なら申請・認定が下りれば利用可能。

行政が指定している特定の病気ならば、
40歳以上の方でも申請・認定が下りれば利用可能です。

 

Two people seated at a desk during a discussion, one hand gesturing as the other writes on a notepad.

介護保険について情報を得る・手続きするには、
お住いの地域包括支援センターの窓口へ。

この先どうすれば良いかを案内・相談してくれます。

ちなみに、私も母が入院・手術をすることが決まって、
地域包括支援センターに介護保険相談・申請手続きに行きました。

その後、両親宅のトイレや玄関外の階段などの手すり設置(住宅改修)を介護保険を使って行いました。

詳細はこちら>高齢の親が、がんと診断・告知されたら

介護保険は、申請から利用できるまで時間を要するので、
早めの行動がカギになります。