靴を買う時に知っておきたい注意点

先日、高校でダンス部に入部した娘。
ダンス用の靴を買いに行きました。

お目当ての靴は、
ハイカットの靴で生産中止ということもあり、

在庫を確認した上で、靴の量販店に行きました。

靴を買う時は、必ず試し履きをする習慣を!

23.5㎝と24㎝のサイズを出してもらい、いざ試し履き。

靴を出してくれた店員さんは、
娘のローファーを見て、
「ローファーが24㎝ならば、
買おうとしている靴は、24㎝が良いのではないか」と
アドバイスをくれました。


靴紐をきちんとほどき、
足を入れきちんと靴紐を締めて履いたのですが、

何となく24㎝では、足幅が緩いと娘。

同様に23.5㎝の方に履き替えてみました。

今度は若干足幅のキツさがあるが、
フィット感があるとのこと。

鏡の前でジャンプなど軽く動いていても、
締め付けて痛みが出るわけでもなく、
動きやすさはあると。

娘はキツイことが気になったようで、
24㎝にしようかと思ったようです。

その時、さっきと別の店員さんが、

新しい靴は、靴自体が硬いんです。
初めは、足幅に多少キツさがあるくらいがちょどいい。
履いているうちに靴が足に馴染むので、心配しなくても大丈夫です。
特にハイカットの靴は、足に合わないと靴の中で足が動いてしまい、
捻挫などケガの原因になりますよと。

この店員さん、ちゃんと靴と足のこと知っているな!
ナイス!です

そうなんです。

靴の中で足は動くことは、
足にとって良いことはありません。

その説明に娘も納得したみたいで、
23.5㎝の方を選んで購入しました。

娘は自分の足サイズは24㎝だと思っていたが、
23.5㎝でうれしい。

という一方で、

友達は本来のサイズの靴より、
大きいサイズの靴を履いているんだろうなと、
言ってました。

ネットでの靴選び、本当にそれで大丈夫?

娘の部活の友人たちは、
なかなか在庫がないということで、

ダンス用の靴をネットで購入しているんだとそう。

ネットだと希望のサイズの在庫は確認できますが、
購入をしないと、現物は試すことができません。

また自分のサイズの前後、
近いサイズを履き比べることもできません。

多くの方が、自分のサイズのみの試着をして、
まずまずだったら、
そのまま購入しているのではないでしょうか?

ちょっと待ってください。

靴のデザイン・タイプによって、
靴の生産国やメーカーによっても、

同じ足のサイズでも履き心地は違います。

自分のサイズの前後のサイズも、
ぜひ試着をしてみてください。


意外と小さいサイズの方が、
フィット感が良いことが多いものです。

正確な自分の足幅(ワイズ)を知っていますか?

それは、なぜか?

良く言う「足のサイズ」というのは、
足長(足の長さ)です。

しかし、足幅(ワイズ)は、
AAA~4Eとかなりサイズ展開があるのですが、

靴の量販店で多く販売されているのは、2E~4Eがほとんど。

日本人の半数程度は、
足幅がE以下というデータもあります。

そうなると、日本人の半数の人は、
量販店で売られている靴を履いているとなると、

足幅より大きいものばかり。

足に合った靴を履くことは、なかなか大変な可能性が高いのです。

足に合った靴を選び、正しく履くこと

ダンスをはじめ、スポーツはもちろん、
ウォーキングにしても、

足に合わない靴を履くことは、
ケガをはじめ、腰痛・肩こり・ひざ痛など、
足だけのトラブルに留まらず、全身の不調を招きます。

足にあった靴を選んで、靴紐をきちんとほどいて足入れをし、
足にフィットさせて靴紐を縛って履く習慣をつけることは、

快適に最高のパフォーマンスができるよう、
大切な準備として、

靴を選んで履いてほしいものです。

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