健脚独歩のススメ(高齢者向け足活講座)開催しました

好評につき、講座の時間枠拡大!

先日、高田地域ケアプラザで、
高齢者向けのフットケア講座を開催しました。

65歳以上の地域住民の方を対象にした介護予防講座。
フットケアは、そのひとつのテゴリーです。

今までは、60分の時間枠での開催でしたが、
「昨年度の講座が好評だった」という声をいただき、
今年は90分と時間枠拡大での開催となりました。

 

高齢者向け介護予防事業は、
運動や口腔栄養、認知症予防などへ関心が偏りがち。

フットケアは、日本では認知度が低いため、
講座自体の必要性の認識も感じられない風潮がある気がします。

そんな中、今回の時間枠拡大は、喜ばしいこと。

1.5倍になった時間を有意義なものになるよう、
60分では伝えきれなかった
「靴の選び方・履き方」内容を盛り込むことにしました。

 

 

 

 

足のことは、医療者でも知らないことが多い。

知っているようで、意外と知らない、
足のこと。

医療者であっても、
じっくりと足のことを学ぶ機会はありません。

私自身、10代の頃から足首の捻挫がクセになっていて、
原因や解決策もわからない。

一緒に働いていた整形外科医師に相談しても、
明確なアドバイスもなく、対処療法ばかりで、
なかなか解決法が見つからず。

介護予防事業の担当者になり、担当者研修を受けたことで、
フットケアの必要性を知りました。

「足の悩みを何とかしたい」その一心で、
足のこと・フットケアを学び、深めてきました。

今では、子どもから大人までフットケアに関心を持つことが、
「健康の土台となる、生きる基礎になる」と思います。

だから、フットケアについて知ってもらう、
普及啓発活動を積極的に行っています。

 

 

目標は、いつまでも健脚独歩。そのために知っておきたいこと

入浴時や靴下を脱ぎ履きする時など、
自分の足を見ることができる機会があるはずです。


ところが、みなさん意外と、
足爪や皮膚の状態を観察することが、少ないのではないでしょうか?

そこで、講座は「自分の足に関心を持とう!」をテーマに
・「自分の足の観察して異常の早期発見」
・おうちで「足活トレ」をやってみよう   
を中心に行っています。

講座は、一方的に話を聴くだけではなく、
楽しく実習もあるスタイル。

なるべく家でも継続できる内容を心がけています。

 



正しい白癬菌感染(水虫)退治の方法を知っていますか?

毎回講座の参加されたの方の声を
担当者の方に伺っています。

その中で毎回上がるのが、「白癬菌感染(水虫)の治療のコツ」
「知らなかった」と、驚かれている方が実に多いのです。

詳しくはこちらから>>抗真菌薬の塗り方リーフレット

実際、私が訪問フットケアを行った方のほとんどが、
過去に白癬菌感染となり、皮膚科で外用薬を処方された。

しかし長期間に及ぶ治療の途中で、中断してしまい、
爪白癬となり、爪が分厚くなって切れないというケース。

 

治療の失敗原因

・皮膚に見える異常部分のみに少量の薬を塗布しない。
・異常部分がキレイになったら、薬を塗らなくなる。

治療のコツ

人差し指先のひと関節分の薬量を
患部に限らず、足裏全体~趾全体(趾間も含む)に塗る。    

そして、薬を塗る期間は、患部が改善してきても、
2~3か月間は継続して塗り続けること。

可能であれば、皮膚科を受診し、
皮膚組織を取り、顕微鏡検査して白癬菌の消失を確認する。

 

このポイントを知らずに多くの方が、
治療に中断・失敗してしまうのです。

きちんと外用薬等で治療すれば、
白癬菌感染(水虫)は治ります。

知っておけば、健康につながる足の話。
足だけではなく、靴のこともしっかりお話します。

 

靴の選び方・正しい履き方を体感する実習

今回の講座では、靴の選び方や正しい履き方を実習で行いました。

意外と知らない、知っていても面倒で、
なかなかやらない、正しい靴の履き方。

ポイントは、
・足と靴の踵を合わせる。
・靴ひもやマジックテープなどで、
 足裏と靴をフィットさせること。

その2点をきちんと行うと、
靴を履くことが快適になります。

 

男女問わず、スニーカーの方が増えています。

しかし、脱ぎ履きの手間から、
靴ひもを緩めたままの方が多いのが実情。

そこで今一度、片足の靴を踵を合わせて履いてもらい、
もう片足を履いてきた状態で履き比べをしてもらいます。

足と靴のフィット感や
ぶかぶかとした靴は重く感じることを体感できます。

最近の靴は、おしゃれで高機能な靴が増えていると思います。

せっかくの靴の機能を発揮させるのには、
正しく靴を履くことが不可欠だと私は思います。

 

 

足本来の機能を活かす、足活トレーニング

中高年世代になると、屋内外に関係なく、
何もないところでつまづきやすくなっていきます。

現代人は、浮指などで、趾をしっかり使える人が少なく、
頭でっかちの身体を支える足の力が少ない人が多いです。

高齢者になれば、より転倒による骨折の不安が強いと思います。

転倒骨折をしないようにするには、
転倒のリスクを減らすことが先決です。

それには、本来の足の力・機能を取り戻す、
足活トレーニングで、足の力を復活させることが必要です。

趾が縮こまり、趾の動きがないと、
身体を支える趾グリップがなく、バランスを崩すことになる。
また、歩行時の推進力も低下し疲れやすい原因にもなるのです。

そのため、趾をほぐす、趾に力を入れるトレーニングなど、
生活のスキマ時間に行うことをお勧めしています。

 

とにかく「足と靴について、盛りだくさんな90分の講座」です。

足のお悩みをお持ちの方。
そのお悩みを放置するのは、先の健康に影響を及ぼします。

フットケア講座に参加して、足のお悩みを解決させましょう。

 

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