巻き爪の痛みは、爪の食い込みだけにあらず

多くの方が悩んでいる、巻き爪。
痛みがないなら、放置している人が多いと思います。

巻き爪は、なぜできるか?

本来爪は、立つ・踏ん張るなど、
地面からの反発力で、趾を浮かないように、抑えるためにあります。

しかし、歩き方や浮指などが原因で、
趾をしっかり使えていない人ほど、巻き爪になりやすいのです。

 

いわゆる「寝たきりの状態の高齢者」も、趾を使う機会が少ないため、
母趾(親指)が巻き爪になっている人が多いのも、その理由からです。

普段、歩いている方でも、靴の当たりなどで、過度の刺激を受け続けると、
爪の先端に炎症が起きれば、痛みが出るようになります。

 

足爪周囲のすき間に溜まる、角質が痛みの原因のことも

年齢を重ねていくと、身体の柔軟性が低下して、
足爪などの手入れが難しくなり、
爪切りはもちろん、足自体を洗うことも難しくなります。

入浴時など、足を洗い流す機会が減ると、
足爪周囲に古くなった皮膚(角質)が、付着したままになりがちです。

その角質が付着しやすいのが、
巻き爪となっている、爪と趾の溝が狭くなった場所です。

①巻き爪の周囲は、狭い場所が多く、一番角質が多い場所。
 そのため痛みを発生しやすいのです。

②爪溝(そうこう)は、まさに爪と皮膚の溝に角質が溜まってきやすい。

どちらも意識しないと、足を洗うことが難しい場所でもあります。

巻き爪になって狭い場所ほど、角質が溜まりやすく、
自分では除去をすることが難しいものです。

 

付着した角質が、乾燥して硬くなり、
トゲ状になると爪の溝や指先が痛み出します。

多くの方が、足全体の保湿がされておらず、
足の皮膚が乾燥していることが多いのです。 

あなたの足の皮膚は乾燥していませんか?

 

 

巻き爪の方が一番気になるのが、
痛みが出ることではないでしょうか?

巻き爪があり、痛みが出ている方、
ご自分の趾に角質の付着がありませんか?

一度しっかりチェックしてみてください。

 

趾に付着した角質を掃除する

フットケアでは、歯科医院でも使われている、
ゾンデという器具を使用して、
爪の周囲などに付着した角質を除去します。

付着した角質を柔らかくする、スキンソフナーを使用し、
角質を柔らかくしてから、ゾンデで角質を掻き出していきます。

巻き爪が痛いと思っていたら、角質を除去しただけでも、
痛みが軽減することは、よくあります。

「足爪の周囲に角質が溜まっているな・・」という方。
まずは、爪周囲の角質掃除をお試しください。

 

趾をしっかり使えている方が、少ない現代人。

「気がつけば、巻き爪になっていた」
ということも少なくありません。

巻き爪の矯正器具もありますが、装着してから数か月必要ということが多く、
きちんと巻き爪矯正するのには、とにかく時間がかかります。

 

巻き爪があって、ちょっと痛みがあるけど、どうなのか気になる方。
訪問看護BLUE*GREENへ、ご相談ください。

趾の画像をメールで、お送りください。
あなたに必要なフットケアをご提案・お見積りします。

詳しくは、こちらから
フットケアを受けてみたい方へ

 

 

足の乾燥警報発令中!

夏のサンダル履きや冬になると、踵がカサカサして、
足の乾燥が気になる人が増えます。

しかし、通年でなかなか趾まで保湿をしている方は、少ないようです。

踵だけでなく、趾、足裏、足の甲などの皮膚も乾燥しています。

特に足裏は皮脂腺がないので、
保湿をしないとカサカサになりやすいです。

 

入浴すると、お湯で皮脂を洗い流してしまうので、
ボディクリームやハンドクリームなどで、しっかり保湿をしましょう。

乾燥が気になる方は、
大容量でお買い得な化粧水をスプレーボトルに入れて、
しっかり化粧水を噴霧して水分補給。

その後、ボディクリームなど油分のあるクリームで、
フタをするとしっとりします。

私は、フットケアだけでなく、
ハンドケアを化粧水+ハンドクリームで行っています。
手指のささくれやひび割れが、だいぶ減っています。

 

コロナ感染予防で頻回な手指消毒で、手荒れでお悩みの方。
こちらのブログでも、手荒れ対処法を書いてます。

ライフステージでの医療と福祉の上手な付き合い方
私の手荒れ対策
https://ameblo.jp/blue-green413/entry-12653579514.html

よろしければ、ご覧ください。

 

 

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