献血ルームでボランティアとしても、
「足の健康相談」で定期的に
活動していました。

「足について関心のある人は、どの程度いるのだろうか」と、
当初不安でした。

ところが、思っていた以上の反響があり、
多くの方の足を拝見する貴重な機会。

 

多くの方が、何かしら「足のお悩み」をお持ちです。
「特にない」とおっしゃる方も、時々いらっしゃいます。

履いてきた靴をチェックしてみると、
靴底の減り方が特徴的だったり、
フットプリントを撮ってみると、浮指があったりと、
何かしらの問題点があることが多いのです。

 

自分の足、本当にトラブルなし?

足が痛いなどの症状がなければ、問題ないということはありません。
間違った靴選び・履き方をしていると、気がついたら足が変形していることも。

足の変形では、女性に多い外反母趾。

原因はつま先の細いパンプスだけでなく、
本来の足のサイズより大きい靴を履くことで、
外反母趾になることもあるのです。

 

外反母趾は女性だけの問題ではなく、
男性だって大きめの靴を履いていれば、
外反母趾になってしまいます。

 

軽度であれば、装具で矯正することも可能ですが、
重症化すると足の痛みで歩けなくなり、
足趾の軸を変える手術が必要となります。

また靴が当たる部分の皮膚角化が起きやすく、
胼胝(タコ)などもできてしまいます。

自分の外反母趾の「原因は何かを知り、対処法を知る」こと。

それが 足のトラブルを悪化させない大事なポイントです。

 

「足からの健康相談」のメリット

日本では学校などで、
足や靴のことについて学ぶ機会がありません。

靴も何となく選んで履いているケースが多いと思います。

足は、数十キロの体重を支えている大事な土台。

頭でっかちの身体が転ばないよう、
足指や土踏まずのアーチでバランスを取り、
立つ・歩行
を可能にしています。

足のトラブルを抱えている人は、
足の筋力低下が原因で機能不全であることが多く、
ひざや腰、肩などで不安定性を補完しています。


若いうちは、まだ全般的に
筋力があるので、
身体の補完機能が働きます。

関節痛

年齢を重ねると、身体全体の筋力低下をはじめ補完機能も低下し、
身体全体に影響が出ます。

肩こりや腰痛・ひざの痛みなどは、
関節単体の問題に限らず、
土台である足が不安定であることが原因。

身体の上部で不安定さをカバーしながら、バランスを取っているため、
肩こり・腰痛・ひざ痛が生じているケースも多いのです。

「足の機能をしっかり果たせる足」にすることが、
健康への第一歩です。

 

足裏から発信されている、身体の異常をキャッチする

靴底の減り方などの特徴から
身体の使い方の傾向など、
足トラブルの原因を探ります。

足から考えられる身体の不調の原因について説明し
おうちでできるセルフメンテナンスの
アドバイスを行います。

 

 

 

 

大人でも、子どもの頃にしっかり足を成長させておらず、
足の未発達状態の方(こんにゃく足)が多いのです。

こんにゃく足の人は、足本来の機能低下を起こしていることが多く、
子ども含めて、年齢が若くても、疲れやすい、姿勢が悪いなど、
身体の不調を抱えていることが多いようです。



足のメンテナンスをすることにより、
足の機能を改善することができます。

そして足の機能回復させるストレッチ等をすることで、
身体の不調を軽減させることにつながります。

また何となくしていた「靴選びや靴の履き方」も、
足に負担が少なく、ラクに歩けるコツもお伝えします。

本当の自分の足サイズを知って、
足に合った靴をきちんと履く


当たり前のことですが、
意外とできていない方が多いのです。

 

 

自分に合った靴を正しく履くことで、多くの方が悩まれている、
肩コリや腰痛、ひざ痛がラクになることもあるのですから。

「もしかしたら、足が原因の身体の不調かも?」と思ったら、
ぜひご相談ください。

 

 

 

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