人生の中で、足について学ぶ機会はない?

いつ自分の足の爪や皮膚の手入れや、靴の選びや履き方など、
学んだ記憶はありますか?

日常的に何気なく行っていることですが、
なぜするようになったのでしょう?

学校でも学んだことはないし、
何となく? 親からの教え・・?

近年フットケアが、介護予防プログラムの中で、
取り上げられるようになりました。

運動・口腔ケア・認知症予防などと共に、
65歳以上の高齢者を対象にした講座が展開され、
健康への意識が高い、多くの方が熱心に参加されています。

横浜市内のケアプラザで開催されている、
フットケア講座も担当しています。

年齢・性別を問わず、子どもから大人まで、
フットケアについて周知・理解してもらう必要性を強く感じ、
フットケアの普及啓発活動を積極的に行っています。

まずは、自分の足のことに関心を持つことから

特に痛みや違和感がなければ、
足は意識もせず、そのまま放置。

多忙な毎日に追われて、
フットケアは、せいぜい足爪を切る程度。

気になる足のトラブルがない限り、
なかなか関心がないのではないでしょうか?

足は数十キロの体重を支え、
頭でっかちの身体のバランスを保ちつつ、
歩行までこなす、すごい機能を持っています。

足は小さい骨が城壁のように並び、
細かい筋肉や腱で構成されています。

幼少期に十分に足の発達ができないまま、
足の成長が不十分なまま、大人になっている現代人。

エレベーターやエスカレーターなど、外出先でも歩く量が減り、
ネット通販や在宅ワークなどで動かなくても生活できる世の中。

歩かなくても生活できるのは便利ですが、
その影響で足裏をはじめとした筋力低下を起こしているのです。

気がつかないうちに、
足の形や土踏まず(足アーチ)が崩れていってしまいます。

足が崩れることにより、
身体を支える、歩行する、足本来の機能不全が起こることにより、
ちょっとしたことで転倒し、骨折などのケガの誘因となります。

足のトラブルは、あなたの知らないうちに進んでいます。

水虫をはじめ爪の水虫である、爪白癬(つめはくせん)
爪の切りすぎが原因の陥入爪(まきづめ)

足のアーチである、土踏まずの崩れによる、
扁平足(へんぺいそく)・開帳足(かいちょうそく)などは、
自覚症状がないことが多いです。

日頃から自分の足に関心を持って、
「異常がないかチェックする習慣をつけること」が、大切なのです。

あなたの足のトラブルの原因と対処法について伝授します!

足に合わない靴が原因で多い、外反母趾(がいはんぼし)など、
それぞれの病名は、耳にしたことはあると思います。

でも、実際にどう対処すればいいか、
具体的な方法は、意外と知られていない気がします。

なぜそうなるのか? どうすればよいのか?
知りたいと思いませんか?

足活(あしかつ)講座では、
足トラブルの原因から対処のコツなども、きちんとお話します。

子どもから高齢者まで、年齢・世代に関係なく、
足のトラブルを抱える方が多い今。

健康の土台である足のことを学んで、
普段から足について意識した生活を送れば、
身体の不調も軽減してきます。

まさに、足活(あしかつ)で健康を手に入れる
自分の足を活かして生活をしましょう。

みなさん、ひと目に触れやすい顔や手などは、
コマメに手入れをされるのですが、
足は靴で隠れてしまうからか、手を抜いてしまいがちです。

まずは「足を観察すること」を日々の生活の中で、
意識してみるだけでも、
足のトラブル改善への第一歩になるのです。

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