汐見台福祉センターで、足活講座を開催しました

先日、屛風ヶ浦地域ケアプラザより、講座のご依頼をいただき、
汐見台福祉センターにて、足活講座を開催してきました。

汐見台地区は、屛風ヶ浦駅から登り坂を上がった集合住宅の多い地域。
駅まで出るのに、バスを利用する方が多いそう。

エレベーターのない階段のみのマンションもあり、
高齢者になり階段昇降が難しくなると、
在宅生活は厳しくなるケースが多いとのこと。

だからこそ、
自身の足の健康に関する意識が高いそうです。

ぜひフットケア講座をお願いしたいと、
足活講座のご依頼をいただきました。

 

 

事前打ち合わせで、講座担当者の思いをリサーチ

私は、講座のご依頼をいただくと、
必ず対面での事前打ち合わせをお願いをしています。

ご依頼くださった担当者のNさんと、
事前打ち合わせを行った際、
フットケア講座を依頼いただいた理由を伺います。

運動・口腔栄養・認知症予防などの講座は、よく開催されます。
フットケアに関しては、
必要性を感じている方が、まだまだ少ないのが実情です。

 

「なぜ、フットケア講座を開催しようと思ったか」
みなさん、それぞれ『フットケアへの熱い思い』があるのです。
私はそれを大切にして、プログラムの構成を考えます。

Nさんより、
「高齢者宅の訪問で、足爪が伸びきっており、歩けなくなっていた」
「趾間を開くことができず、足の運動ができない人がいる」
「体操をしても、その体操の効果や意味を理解していないのかも?」という、
フットケアの必要性に直面したことから、

「足のことを知ってもらい、
足の大切さや体操の理解を深められるようにしてほしい」とのこと。

 

磯子区では、ISOGO体操という、
健康運動指導士の黒田恵美子さんが監修した
区オリジナルの体操があります。

講座の参加者は、ISOGO体操をやっているので、
ISOGO体操は良くご存知です。

ISOGO体操のDVD内では、足の運動は解説があまりないので、
講座のプログラムの中に「ISOGO体操の足の運動の解説を入れる」ことを、
事前打ち合わせで決めました。

 

一方通行ではない、足活講座プログラム

私自身も、今まで様々な研修や講座に参加してきました。

講師の熱い思いが、パワーポイントに盛りだくさん詰められ、
それを読み上げられるだけの講座は、内容があまり頭に残らない。

配布資料もパワーポイントが、そのまま延々と印刷されたものでは、
後から読み返す気があまりしない。

せっかく限られた時間を割いて参加してもらうので、
ぜひ知って帰ってほしいことを、
かなり厳選した内容を心がけています。

なので、
パワーポイントや配布資料は、文字は最小限にして画像や図中心に作成します。

90分枠の講座で、講師が一方通行で喋り捲るのでは、
参加者がじっと座って耳を傾けるのは、疲れてしまいます。

自分の足に触れながら話を聞いてもらう、
簡単な運動をやってみる、
足についての体験を共有してもらいつつ、
「足についての『へぇ~』を持ち返っていただく」ような、
内容を心がけています。

足活講座参加者の生の声が、私の糧になる

事前打ち合わせ~講座終了後まで、
事業担当者や参加者のみなさんとの何気ない会話は、
私にとって、非常に貴重な情報源です。

講座の中で、自由に質問などを投げかけてくださる方。
自身の足の不調や病気の体験をお話してくださる方。

みなさん、様々な思いと経験をされており、
本当に人それぞれ。

 

足活講座では、対象者が多く時間も限られている。
参加されたすべての人のお話に耳を傾けることは難しい。

できたら、個人的に足について相談したい人のために、
「ワンコイン・足からの健康相談」を始めました。
 詳細は、こちらから>>ワンコイン・足からの健康相談

まず講座で「足に関する知識を持ってもらう」こと。

そして、できるのならば、
個人的な足の悩みの解決に向け、お手伝いしたいと思っています。

 

 

足活講座を聴いて多くの方が
「今まで足の話を聞くことがなかった」
「もっと早く聞ければ良かった」    という声をいただきます。

足活講座でのご縁を「足のことを見直すきっかけ」にしてもらい、
これからの生活で、足を活かすように意識してほしい。
それが、私の願いです。

 

何といっても、
「足は身体の土台であり、健康の土台」です。

年齢に関係なく、健康でありたいなら、
足のこと・フットケアは大切なのですから。

 

 

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