いろいろな活動趣旨や形態に違いがありますが、
誰でも利用してよい場所であることは、
共通だと思います。

私は地域包括支援センターに勤務をしていた時、
マローンおばさんの部屋という、
地域活動支援センターの方と一緒に活動をしました。

地域活動支援センターとは、
障がい者自立支援法によって定められた
障がいによって働く事が困難な
障がい者の日中の活動をサポートする福祉施設です。

そう聞くと、いったいどんなところなのか?
障がい者の方が集まって、
黙々と働いている場所と思いがちですが、
カフェのようなオシャレなお店。

かわいい小物があったり、
美味しい手作りのお菓子やドリンクなどが楽しめるのです。
日によってはイベントなども開催しています。
ちょっと散歩のついでに立ち寄るのもgoodです。

コミュニティカフェについての紹介リーフレットが
先日回覧板で回ってきました。
私の住む横浜市都筑区には、4か所のコミュニティカフェがあり、
私はその中のマローンおばさんの部屋と一緒にサロンを作りをしました。

誰でも気軽に参加できる、サロンを作りを一緒に共同開催

マローンおばさんの部屋の近くに、
公団の分譲マンション・賃貸マンション・
高齢者専用住宅・有料老人ホームが集まった場所があります。

どこもそれぞれ管理運営者があったのですが、
都市部ならではの共通課題である
居住者の超高齢化や近所付き合い希薄化などの問題がありました。

私は地域包括支援センターの職員として、
高齢者中心に介護に関連する個別相談を受けることが頻繁にあったので、
地域として顔なじみになり、近所で出会って声をかけられるように
定期的にサロンを開催することにしました。

会場は、高齢者専用住宅内の利用の少なくなった図書・談話室。
キレイで程よい大きさのスペース。
入口近くには、小さなカウンターと湯沸かしスペースがあったので、
マローンおばさんの部屋のご協力をいただき、
サロン当日にカフェを開催してもらいました。

毎回おいしい淹れたてのコーヒーや、手作りの焼き菓子など、
いつもサロン中に売り切れてしまうほどの人気。

*イメージ

サロンは、住人の方自身が「できることで参加」をテーマに
ボランティアで活動していただくことが多いものでした。

戦争体験者の方が、当時の様子を絵にかいておられたので、
それをスライドショーにして、上映会をしたりしました。
健康講和や体操のイベントなどを開催。
おしゃべりはもちろん、好評だったのが、歌の会。

年を重ねるにつれ、行動範囲が縮小されていき、
近所への日常的な買い物や通院程度の外出に。
会話を交わすのは、ごく限られた人のみ。
人によっては、数日間会話をしていないことも。

単身や夫婦だけの世帯であると、会話が少ないことが多いので、
とにかく声を出すことが、良いのです。
また他者と話しをして、
笑うことが身体だけではなく、認知症などココロにも良いのです。

たまにボランティアの方が、小さいお子さんを連れてくると、
たちまちサロン参加者の人気者!
世代に関係なく、気軽に交流できるのは、
コミュニティカフェの良いとことです。

いろいろな人と交流することで、地域の課題解決へ

私はサロンの統括運営を中心に行い、
チラシ作成やサロンの内容やイベントの調整・依頼を担当。
毎回終了後、各棟の管理者や入居者の代表者などと
ミーティングを行っていました。

それぞれの思いや気づきなどを
ミーティング参加者全員の声を聴きました。
なかなか思うようにまとまらないことも多かったのですが、
それぞれの思いがあり、みなさん忙しい中で、
サロンの運営に協力していただいた思いは、本当に熱かった。

立ち上げ当初は、私を含め多くの人が戸惑いながら、
自分のできることで参加し、コンタクトをとるだけで、
かなり大変でした。

しかし、開催を重ねることで、
徐々に意思疎通を図れるようになりました。
サロン開催も楽しみになりました。

私はサロン運営だけの仕事ではないので、
1年程関わってから、
地域の方へ主体を移行させることになり、引継ぎとなりました。

それぞれができることを、できる範囲で参加すること。
その小さな努力を重ねることで、
地域の課題を解決することができることを知りました。