健康寿命は、靴選び・履き方次第で変わる!

先日、下田地域ケアプラザのケアプラザ祭りで、
イベントを行いました。

「参加された方が、何かお土産になるような企画を」という依頼だったので、
今回はワークショップ(WS)を開催することにしました。

参加された方々は、近隣にお住いの高齢者の方
普段からケアプラザに来所されている方が多かったようです。

 

「自分の足サイズ・足型を知る」

自分の足サイズを測る機会は、なかなか無いような気がします。

 そこで、

    • 自分の足の特徴である、サイズや足型を知る
    • 今履いている靴自分の足サイズに合っているのかどうか
    • 足にストレスのない、正しい靴の履き方とは

 

最近のスポーツシューズメーカーでは、

自分の足サイズを測ることができるフォームシートを、
サイトからダウンロードすることができるのです。

その用紙を利用して、
「参加者同士でお互いの足サイズを測ってみよう」という企画にしました。

 

70代を中心とした女性を中心26名(うち男性6名)
健康への意識が高い方々が集まってくださいました。

みなさん、熱心にメモを取られたり、質問もたくさんあがりました。

 

自分の足サイズ、思っていたよりも小さかった

実際自分の足サイズを測定してもらうと、

  • 思っていたより、サイズが小さかった  
  • 大きい靴は、足に良くないことは知らなかった
  • 靴サイズがDだった。今まで1サイズ以上大きいのを履いていた

多くの参加者の方は、足は変化をしている認識はあったものの、
自分の足が思っていた以上に、サイズが変わっているのに、
気づかない方が多かったようです。

 

日本の量販店で売られている靴は、
2Eから4Eや5Eと足幅が広い靴が多いと思いませんか?

外反母趾や開帳足で足幅が広がってしまい、
幅の広い靴しか履けない方には、4Eなど幅広の靴を選んでいると思います。

本当はもっとスリムな足なのに、
大きめの合わない靴を履いている
ため、
足幅はどんどん広がってしまうのです。

 

 

かし、
その足幅サイズ、本当に合っていますか?

足幅が広すぎる靴を履いていると、
歩く度に足がつま先に滑って、趾や爪を痛めます。

左図の部分にタコができていませんか?できている方は、
「開帳足」
で横アーチが落ちている可能性があります。

心当たりのある方は、ぜひ一度、
ご自分の足長と足幅や足囲を測定してみてください。

サイトからダウンロードできる、JIS規格の靴サイズ表で、
本当の自分の靴サイズを知ることができます。

 

 

あなたの靴選びのポイントは?

WSに参加された方より、
「靴は脱ぎ履きのしやすさだ」という声が聴かれました。

「脱ぎ履きしやすい靴を選ぶ」という方が選んでいたのが、
スリッポンタイプの靴。

靴を新調した時は、足にフィットしていたとしても、
履いているうちに履き口のゴムなどが劣化し、脱げやすくなってしまいます。

履き口の大きくなった靴の中では、足が歩く度に動くことにより、
母趾(親指)・小趾(第5指)が変形してきてしまう、
外反母趾や内反小趾の原因になってしまうのです。

 

・足のトラブルや健康を考えるならば、
 スニーカーなど紐のある靴を履く。
・靴の脱ぎ履きには、その都度きちんと紐をほどき、
 足にフィットさせて履くことを習慣化することが大切です。

 

将来の自身の健康を考えたら、靴の履き方ひとつでも、
日ごろの地道な努力が大きなカギになると私は思うのです。

知識はあっても、日ごろから行動しなければ、
足の健康維持には繋がりません。

自分の健康のために、今日からアクションを起こしませんか?

 

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