猛暑でも足の冷え要注意!

今年の猛暑、本当に半端ない暑さが続く毎日にうんざり。

熱中症予防のために、適切に冷房を使うように呼びかけられています。

新型コロナの感染はもちろん、熱中症を予防するために、外出するのも控え、家で過ごすことが増えていませんか?

冷房は必要だけど、身体を冷やしすぎていませんか

確かにこの猛暑では、冷房の効いた部屋は、熱中症予防にもなるので、過ごす時間が長くなりがちです。

この暑さで積極的に動く気もしない。何となく座りっぱなしで過ごして数時間もという方は多いのではないでしょうか?

献血ルームで足の相談を受けていますが、暑い日々が続けば、外出する時も素足にサンダル履きの方を多く見かけます。

献血ルーム内は、かなりしっかり冷房が効いており、じっと座って待つ時間が長い場所。

私の足の相談は、献血終了後の方を対象に行っているので、相談に来る頃は足はすっかり冷え切っている方が本当に多いのです。

女性は特に足トラブルを抱えている方が多く、足の冷えがあっても、おしゃれや脱ぎ履きがラクなのでサンダルの方が多いようです。

とにかく今の時期は、冷房環境で足から身体を冷やしていることが、身体の不調の原因となっているかもしれません。

なんかダルイとか、よく眠れないという方、もしかしたら「足からの冷え」が原因かもしれませんよ。

冷房を中心とした、生活環境や日常の行動を見直しした方が良いと思います

足のトラブルを抱えている人は、足がむくみやすい

足のトラブルを抱えている人ほど、実はむくみやすい傾向があります。

足は細かい骨が石垣状に積み重なり、靱帯や腱、筋肉で構成されています。

外反母趾がある方は、骨の積み重なりにズレが生じており、血液やリンパ液の流れが悪くなりやすく、足がむくみやすいものです。

また、現代人はエレベーターや車などがあちこちにあり、歩く機会がぐっと少なくなり、運動不足の方が多いのです。

 

歩くことが少ない人ほど、ふくらはぎや足を構成する細かい筋力が低下を起こしている方が多く見受けらえます。

積極的に歩く習慣がない方は、

歩くと疲れやすいので、あまり歩かない

⇒歩く機会が減ってしまうため、足の筋力低下を起こす

足の骨格が崩れることにより、足の血流が悪くなる

足のむくみや冷えで悩んでいる     という悪循環に陥っているのです。

第2の心臓「ふくらはぎを動かす」生活を

長時間同じ姿勢でいることは、血流が滞りやすい状況を作ってしまいます。

立ちっぱなし、座りっぱなしなどの同じ姿勢を長時間している方。せめて1時間に一度でも歩くなど、とにかく動きましょう。

同じ姿勢をし続けることは、足へ流れた血液が心臓へ戻ることができず、血液やリンパ液などが大渋滞(=むくみ)を起こしています。

そんな足のむくみの改善には、第二の心臓「ふくらはぎ」を動かすこと。

ふくらはぎを動かす運動として、立ちでも座ってでも「踵を上げ下げする運動」をすると、滞っていた血流が動き出すきっかけになります。

ふくらはぎの筋肉ポンプを動かすことにより、大渋滞を起こしていた血流が復活し、むくみを解消できるのです。

1日の中で、定期的にふくらはぎを動かすことを意識するだけで、足のむくみも変わってきますよ。

フットマッサージで足の冷えやむくみを解消!

日々の生活の中のちょっとした合間に「ふくらはぎを動かす」だけではなく、足首を回したり、趾(あしゆび)を広げるなど、足をとにかく動かすことが、足の冷えやむくみの解消につながります。

入浴中・入浴後などに、趾をマッサージしたり、足裏の土踏まず部分をゴルフボールを使ってマッサージをすると、硬くなった足をほぐす習慣をつけましょう。

1日酷使した足をマッサージで労わってあげると疲れが取れて、翌日足が軽くなるものです。

上記の内容でできることから、生活の中に取り入れれば、いつの間にか冷えやむくみなどが軽減していること間違いなしです。ぜひお試しください。

 

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