介護職の方に実践して欲しいフットケア
トラブルの多い利用者さまの足、どうすれば?
日々多くの利用者さまの中で
・爪切りでは切れなくなった長い足爪
・足指の間や足裏の白癬菌感染、
・分厚くなっている爪白癬
・足裏や足指の関節にできたタコやウオノメ
・足爪周囲に大量に付着した角質
などなど、
どのようにフットケアをすれば良いかわからない。
自分が爪切りして、何かあったら心配・・・。
そんな利用者さまの足を
訪問フットケアでお助けします。
訪問フットケアを行うことで、足が見違えるほどキレイになり、
歩きづらかった方でも、足を整えるだけでも歩行がしやすくなります。
さらに、フットケアで改善した足の状態を維持できるよう、
フットケア方法のご提案書を作成します。
ぜひ介護職員・サービス事業者間で共有していただき、
今後のフットケアにお役立てください。
介護職でもできる、フットケアがある
介護施設を利用する方は、
施設内で入浴することが多いもの。
自宅内で入浴の機会が少ない方は、足の角質や汚れを落とし、
皮膚を清潔にする貴重な機会です。
白癬菌感染を広げないために、できること
身体の上半身などは、意識して身体を洗いますが、
なかなか足裏や足指などの洗浄は、おざなりになりがちです。
ボディソープなど石けんを使い、
足爪周囲は歯ブラシなどで洗いましょう。
足爪や足指などに硬くなった角質が付着していると、
白癬菌が溜まる場所になります。
巻き爪などがあり、足爪に痛みが出やすい方には、
角質をなるべく除去することも大切なケアです。
足爪周囲の角質を可能な限り、
洗い流しておくことが必要です。
そして、足指の間(趾間)に水分が残らないように、
しっかりふき取りを行いましょう。
また、白癬菌感染をした利用者さまが、共通のバスマットを利用していると、
利用者同士で白癬菌感染を間接的に広げてしまいます。
なるべくバスマットは利用者毎で交換すると、
白癬菌感染を防ぐことになります。
入浴後は保湿して、皮膚のバリア機能強化を
年齢を重ねて行くと、免疫力が低下してきており、
また皮膚が薄く脆い状態になっている方が増えてきます。
一方で白癬菌感染していて、上手く治療ができず、
あきらめて放置されている方が実に多いのです。
多くの利用者さまを入浴介助をすることは、
利用者さま同士や素足で入浴介助している職員の方々にも、
白癬菌の感染のリスクが高くなります。
白癬菌感染リスクを軽減させるために、
皮膚の清潔にすること。
入浴後、皮膚の清潔ができたところで、
しっかり足の皮膚の保湿をしましょう。
皮膚に保湿剤やボディクリームなどを塗布すると、
皮膚の乾燥を防ぐとともに、皮膚を強化できます。
皮膚が強化されると、打ち身や摩擦などの外的刺激から
身体を守ることができます。
白癬菌治療の薬剤(抗真菌剤)が処方されている方には、
ボディクリームや保湿剤を使用した後に薬を塗布すると良いです。
介護職の皆様と連携して、継続したフットケアをお手伝い
日々の入浴ケア時に歯ブラシによる洗浄、
利用者毎のバスマットの交換、
保湿などのひと手間を加えることで、
利用者さまの足は見違えるほどキレイになります。
足がきれいになることで、歩きやすくなるだけでなく、
生きるモチベーションもアップすることに繋がります。
どうしても、足は靴下や靴で目が届きにくく、
放置されてしまいがち。
入浴時に足を見る機会をお持ちの介護職員の皆さま。
ぜひフットケアに関心を寄せてください。
フットケアを関心を持ち、ケアを実践することは、
利用者さまだけに限らず、自身の足の健康にもつながります。
フットケアに困ったら、
訪問看護BLUE*GREENへご相談ください。
個人宅だけではなく、施設内でのケアも可能です。
・長時間の座位保持は難しい
・認知症状がある
など ケアに際して不安なことがある場合、
利用者さまの状況をご相談ください。
ひとりでも多くの方が、足のお悩みを解決して、
少しでも快適な生活が送れるよう、お手伝いさせていただきます。
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・ケアマネジャー、介護サービス・施設の職員の方へ
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