先日下田地域ケアプラザで毎月定期開催されている、下田メモリーカフェさんからのご依頼をいただき、出前講座を開催してきました。

参加されている方は、ケアプラザのご近所にお住いの高齢者の方々。

地域のボランティアさんが、お茶の準備をしてくださり、参加者同士やボランティアさんとお茶を飲みながらお話したり、チラシをを使ってゴミ箱などをしながら過ごす場所。

ひとり暮らしの方だと、家にいると何日も会話がなく、ひとり寂しい時間を過ごすことも多いのです。

ちょっと勇気と気力を出して家から出て、何気ない会話を楽しみに、ケアプラザまで来所されていました。

私はその中の貴重な30分の時間枠をいただき、足の機能についてお話と簡単なエクササイズをお伝えしてきました。

趾(あしゆび)の機能って?

お話のテーマは、足の指・趾(あしゆび)の重要性です。

年齢を重ねると足腰の筋肉が弱って、転倒して歩けなくなることも。

そこでみなさん意識的に歩いたり、地域の体操教室に参加されています。

体操教室だと、身体を動かして筋力低下を防ぎ、生活不活発病を起こさないことを目指すものが多いのです。

足となると、太もも(大腿)などを中心に、筋力低下を防ぐ運動が中心です。

確かに太ももやふくらはぎなど、大きな筋肉を動かすのも大切です。

私は小さい趾の機能をしっかり使えていることが、転倒を防ぎつつ、歩きやすい足になる重要な要素であると考えます。

趾の機能として、立つ・歩く時の重心を移動する際のバランス保持、そして趾で地面をしっかり掴む接地性(グリップ)があります。

現代は年齢に関係なく、浮指の方が本当に多いのです。その原因は、スリッパやサンダル履き、足のサイズより大きめの靴を履いていることが、浮指の原因となっているケースが多いようです。

足より大きめ・ゆるい靴をはくことは、脱げないように趾を反らして歩くことが習慣となっているために、浮指を作ってしまいます。

頭でっかちで、数十キロの体重を支える土台となる2本の足。

安定した重心移動するには、しっかり両足・10本の趾で地面をとらえることが重要なのです。

すなわち、浮指がある方は趾の力が不足して、立位・歩行時の安定性が低下しているのです。

 

 

いつまでも、歩ける足にするために

毎日酷使している足を、きちんとケアしている人は少ないと思います。

足は本当に小さな骨が城壁のように重なり、小さな筋肉や腱で繋げられ、繊細な動きにより、立ったり歩くことをしています。

小さい足の組織に疲労物質を溜めたままでは、夜寝ても足の疲れが取り切れず、「朝から足がダルイ」ということがありませんか?

テレビを見ながらできる「ゴルフボールで足裏マッサージ」をご紹介しました。

毎日ちょっとでも良いので、椅子に座り自分の心地よい力加減で、足裏マッサージをすること。

それにより、硬くなりがちな足裏をほぐすことができ、趾の動きもしやすくなります。

あまり歩かない人、1日中座ってばかりの方にも効果あります。

足裏マッサージをして、しなやかに動く足を作り、トラブルなく歩ける生活を目指しましょう!