女性には気になる骨密度と骨量
先日買い物で外出した際、
店頭で骨量検査を無料で行っていた。
宅配牛乳のお試しキャンペーンの一環だったが、
あまり骨密度を測定する機会がないので、立ち寄ってみた。
この時の骨量検査は、手首の骨で測定していたのだが、
年齢の正常の最低ラインしかないとの結果。
昨年の健康診断で行った骨密度のチェックでは、
検査当日に足の踵の骨で測定したら、年齢相応とのことだった。
健康診断での結果が、
具体的な数値もなく、本当に自分は大丈夫なのか?
また、骨密度と骨量の違いって何なのか?
ちょっと調べてみました。
骨密度と骨量の違い

骨密度とは、骨の詰まり具合を表す指標
骨密度=骨の単位面積(㎝²)あたりの骨量(g)
一方骨量は、
骨に含まれるカルシウムなどのミネラル量(重さ)
どちらも同じような言葉であるが、中身はちょっと違う。
測定結果に違いはあることは、おかしくはないのです。
「骨密度」と「骨量」どちらも「骨の質」のことだが、
どちらも正常範囲であることが望ましいのです。
骨密度の検査方法

・DXA法(デキサ法)
骨粗しょう症による骨折が起きやすい腰椎や大腿骨上部をレントゲンで評価する。
整形外科や婦人科などの医療機関での検査
・MD法(エムディ法)
手のひらをアルミニウム板にのせ、レントゲンで骨の濃度を測定する。
骨とアルミニウムの画像の濃度を比較して骨密度を測定。
簡易な検査でDXA法より精度が落ちる。
・QVS法(超音波法)→健康診断ではこちらが多い
主に踵や足の脛骨に超音波を当てて測定する。
放射線を使用しないで測定でき、妊婦や子供でも測定ができる。
測定時間も短く、健診のスクリーニングで利用。
必要に応じ精密検査が必要
骨量の測定方法
・骨ウェーブ 「骨の密集度」を示す
手首の内側(橈骨)に超音波を当て音波の伝わり方で評価
健康診断などで、多くの人数の検査をするのには、
簡易で放射線を使用しない超音波での検査が主。
超音波の検査で、骨粗しょう症を疑われる精密検査の対象者は、
DA法やMD法などでより細かい状況を調べることになるようです。
骨密度や骨量を改善させるには?
◎日々の食事で骨に良い食品を含めバランス良く食べる

| 効果 | 1日の推奨量 | 食品例 | |
| カルシウム | 骨の主成分 | 700~800㎎ | 牛乳やチーズなどの乳製品、大豆製品、ひじき、小松菜など |
| ビタミンD | 日光を浴びることでも形成 小腸でカルシウムを吸収促進 | 10~20μg | 魚、干しシイタケなどキノコ、卵黄など |
| ビタミンK | 骨の形成に関与 | 250~300μg | 納豆、小松菜、キャベツなど |
| タンパク質 | 骨の土台になるコラーゲンを生成 筋肉や皮膚などもタンパク質からできているので、 骨全体に行き渡るには十分な量の摂取が必要 | 男性18~64歳:65g/日 65歳以上:60g/日 女性18歳以上:50g/日 | 肉や魚、乳製品、大豆製品など |
<できれば避けたほうがよいもの>
| ×リン | カルシウムの吸収を妨げる。 インスタント食品、スナック菓子、練り物などに多い。 |
| ×ナトリウム |
カルシウムの尿中排泄を促進 |
| ×カフェイン | カルシウム吸収を阻害 コーヒー・紅茶は2~3杯/日を目安にすると良い |
| ×アルコール | カルシウムの吸収阻害。ビタミンDの働きを妨げ尿中排泄を促す ビール350ml/日程度に |
◎骨を強くする運動

・かかと落とし 20回/セット 1~3回/日
立位でつま先立ちになり、ゆっくり踵を床に落とす運動。
骨への刺激で骨密度の維持だけでなく、
歩行時の踏ん張りやバランスに関わるふくらはぎの筋肉が鍛えられる。
転倒防止のため壁や椅子の背などに手をついて安定した状態で行う。
・片足立ち 1日3回
片足を前方に床から5~10㎝ほど1分間上げる 左右それぞれの足で行い1セット
・ウォーキング 30~60分/日を週2回程度
姿勢よく、いつもの歩行スピードより速いペースで歩く
食事と運動を合わせて、骨の形成を促すことにつながる。
骨密度や骨量検査はどこで受ける?
閉経後の女性は年1度くらいは、骨密度の測定が推奨されている。
お住まいの自治体により、
年齢の節目の時に骨密度検査を健康診断の項目に入っているところもある。
その場合は積極的に受診するとよい。
私は区役所で「骨密度が測定できるところがないか」聞いてみた。
骨密度を測定してもらえるところは把握していないとの返答。
以前は薬局やドラッグストアなどで、
踵の骨で骨密度を測定する機械があったのだが、
最近は郊外の限られたところのみ。
結局は多く地域では、数千円の実費負担で、
健康診断のオプションで骨密度検査を受けるしかない。
女性の皆さん、骨密度を測定できる機会があれば、
自分の身体の状態を知るひとつの指標として、
ぜひ測定をしてみることをお勧めします
