年に1度「持病なし」でも、身体の点検をしよう
慌ただしく毎日を過ごしていると、
睡眠不足やきちんとした食事も摂取することができないなど、
身体への悪影響につながる生活になってしまいがち。
![](https://ns-bluegreen.com/wp-content/uploads/2023/10/健診結果.jpeg)
その生活を年齢を重ねつつ継続していると、
生活習慣病を発症の可能性。
生活習慣病は、生涯に渡って健康管理を要し、
他の様々な病気にもつながってしまいます。
別に持病もないから、健康診断は不要と思っても、
年に1度は、自分の身体の健康の振り返りをすべきです。
主婦や自営業の方は、注意が必要です!
中高年世代になると、生活習慣病をはじめ、
様々な病気のリスクが上昇。
健康診断結果も正常値から外れ、経過観察や特定保健指導など、
受診すればおしまいということは、だんだん少なくなってきます。
会社等に勤めている方は、勤務地で年1回の定期健診があります。
業種にもよりますが、雇用者より労働者の健康維持のために、
積極的に受診勧奨がなされることが多いのではないでしょうか?
しかし、専業主婦や自営業の人は、
自分で健診を意識して受診することが必要です。
私自身も後者に該当し、
年1回健康保険の扶養者の特定健診を受けてます。
以前は病院等で雇用されていたので、
かなり手厚い健診を受けることができました。
しかし、
扶養者になるとお情け程度の項目しかない。
年齢を重ねて、気になる病気も増えてくると、
もっと調べたい欲が出てしまう。
親や親類、同年代の友人知人が病気になり、
闘病している、または訃報を耳にすることが増えると、
自分は大丈夫か不安になりませんか?
果たしてどこまで、検診・検査をするべきなのだろうか?
ちょっと悩んでしまいますね。
検診を受ければ安心、でも検査による苦痛も伴うことも
必要な健康診断の項目は、
実は健康保険団体によって違うようです。
自治体が主体の国保でも、自治体の考え方で検診項目は違い、
オプションで追加できる項目も違います。
必要とされる項目については、
健康保険団体により、負担軽減のための補助があります。
一方オプション検査は、
実費負担なので項目を増やすと経済的にも大変です。
胃や大腸の内視鏡検査の場合、検査日は食止めになり、
大腸ならば検査前に大量の水分と下剤を服用。
要は、大腸内をキレイにして空の状態を作る必要性があるのです。
検査の経験がない人にとって、かなりの負担です。
家族歴や既往歴にもより、必要性がどの程度なのか、
自分にとってどこまでが必要な検査なのか、
良く検討すべきです。
健康診断で「要精密検査・要治療」と診断され、
受診勧奨となったが場合には、健康保険が適応されます。
実際に気になる症状がある場合には、
検診受診後であれば、検診結果を持参して受診した方が、
重複した検査をしなくても済むのです。
なので、
ここで健康診断の検診結果を活用すべきです。
気を付けよう!女性の貧血
貧血と言えば、青白い顔に立ち眩みなどの症状。
貧血で自覚症状があるのは、
結構身体に大きな負担を強いている状態。
一般的に貧血の検査は、血液検査でヘモグロビン値でチェックします。
ヘモグロビン値が正常範囲から出てしまうと、かなりの貧血状態なのです。
私自身、高校生の時ヘモグロビン値が正常値の2/3まで低下。
部活動のトレーニングを休み休みでないと、
できない苦しい時期がありました。
結局、鉄剤を服用することになり、
半年~1年近くかけて治療した経験があります。
10代の女性は、身体の成長はもちろん生理あるので、
汗をかくことでも、身体の鉄が欠乏する要因が重なってます。
現代の食事だけでは、鉄などをはじめとミネラルが不足で、
妊娠出産を迎えては、母体も赤ちゃんも健康維持は難しい。
10代からサプリメントで、しっかり鉄なども補給しつつ、
健康診断でヘモグロビンだけのチェックだけではなく、
フェリチンの貯蔵鉄なども定期的にチェックすべきです。
鉄不足により、本人の健康問題当然のこと。
将来の赤ちゃんの健康にも大きな影響を与えてしまうのです。
一般の検診項目では、
貧血はヘモグロビン量などでチェックします。
ただヘモグロビン量だけでは、貧血の重症度が高くないと、
貧血が見つからないのが現状です。
私は成人してからは、
貧血と指摘されずに来ていました。
しかし、フェリチン(貯蔵鉄)の量の重要性を知り、
たまたま検診で問題があったので、内科を受診した際、
医師に「フェリチン値を調べたい」と希望し検査をしました。
その結果、フェリチン値は45ng/㎗でした。
正常範囲は、25~250ng/㎗と広範囲なのですが、
理想の値は50ng/㎗とのこと。
一般の検診では、フェリチンは項目に入っていません。
女性にとって、貧血はなかなか避けては通れないものです。
中高生の成長期、妊娠出産期、
生涯を通して子宮や卵巣のトラブルが起きる可能性があります。
年1回の検診はもちろんのこと、
めまいや立ち眩み、頭痛や倦怠感、生理不順や過多月経、
顔色が悪く目の下にクマがある、手足の冷え、足がムズムズする
気分が沈むなど、うつ気分などの自覚症状があれば、
一度フェリチンを調べてもらうと良いと思います。
なかなか医師の方から、フェリチン調べることは少ないのですが、
気になるようなら、採血をする機会に相談してみてはいかがでしょうか?
数ミリの血液追加で検査ができますよ。
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