家に眠っている靴が、世界で活躍する!

昨春、中学や高校を卒業したウチの子ども。

それぞれ、学校指定の体育館履きを購入したが、
わずか3年、さほど使用感がないのに使う場所がない。

ゴミとして捨てれば済むのかもしれないが、
それはちょっと、もったいない。

何とかならないか?

子どもの卒業した中学の生徒会では、卒業した3年生の上履きを回収し、
海外に寄付するので卒業式の後、昇降口で集めていたっけ?

靴の寄付を受け付けている場所ってどこなのか?
ちょっと調べてみました。

うちで眠っている不用品でも、実は世界の人々からのニーズがある

私は、以前子どものランドセル2つを寄付しました。
詳細はこちら>>ジョイセフ 思い出のランドセルギフト

決してランドセルは、安いものではないし、
6年間使用しても、あまり汚れもなく破損もない。

アフガニスタンやモンゴルの子ども達に喜んでもらえるし、
ランドセルという資源も、有効に使えます。

子どもにとっても、6年間ともにしたランドセルには愛着があり、
一緒に大事に梱包して送り出しました。

 

 

 

中古の靴でも、靴は子供たちをケガや感染症から守る「医療支援物資」になる。

「靴の寄付」で検索すると、いくつか団体が出てきたのですが、
私が気になったのは、こちら>>NPO法人ワールドギフト

世界の中で他の国には、
日本のように生活用品や学用品を揃えることが、
難しい国がたくさんあるようです。

そもそも世帯収入が少なく、
学用品も流通量が少ないので高価で、手に入れることが難しい。

生きていく上で、食料品は不可欠。
家族が多くて食料すら手に入れるだけでも精一杯ということも。

まずは、生きていくための食料品が必須。
優先順位では、高価な靴が買えないから、裸足で過ごすしかない。

日本のように、キレイにアスファルト舗装の道路ではなく、
木片や石・砂利などで凹凸があり、ケガをするのは当然。


擦り傷や切り傷は、日常的。
何度も爪がはがれ、爪が無い指があったり。
足の指を骨折した程度では病院に行けない(お金がない)ので、自然に治るのを待つ。
それによって指が変形している子も多い。

足のケガから感染症にかかり、障害を負ってしまった子や
命を失った子もいるそうです。

だから、
靴は命を守る医療支援物資」なのだそうです。

靴の寄付について、
詳しい内容はこちら>>ワールドギフト 靴寄付|毎日海外寄付活動を画像公開

 

私はこちらに、体育館履きなどを寄付することにしました。

体育館履きを洗濯機で洗えるよう、靴用の洗濯ネットを購入。
女性用のスニーカーであれば、形にもよるが2足入れられる。
手洗いで洗う手間もなく、キレイなりました。


以前は手洗いで、上履きなど洗っていましたが、
思ったようにキレイにならない上、
ブラシで擦ることにより、表面が毛羽立つことも。

今使っている洗濯洗剤で、
かなりキレイになるので驚きでした。

 

 

下駄箱に眠っている靴ありませんか? 

NPO法人ワールドギフトでは、
子ども靴だけでなく、長靴や大人の革靴でも需要があるそうです。

我が家には、
・子どものサイズアウトした靴だが、
 まだきれいだし、ちょっと捨てられない靴。
・ほとんど履かなかった子どもの冬用のブーツ。

私も靴選びに失敗して、捨てられない靴が何足もありました。

買ったは良いが、あまり履く機会もないまま、
何となく下駄箱に入れっぱなしになっていたもの。

その靴たちも一緒に送ることにしました。

今までなら、靴屋さんの靴の下取りに出していましたが、
靴を寄付することにより、資源として靴が活躍できるのです。

靴が欲しくても、手に入れることができない
子どもたちの命を守ることができるのです。

 

 

靴だけでなく、洋服や日用品なども一緒にダンボールに入れて寄付できる

昨年末のわが家の大掃除。
ふたりの娘たちから、大量の不用品が出されました。

洋服はサイズは良くても、趣味が合わないから着ない。
リコーダーなどの楽器は、もう学校では使わない。
おもちゃやゲームも遊ぶ年齢でなくなり、
場所を取るからいらない。と

子どもの成長と共に、必要な物・不要になるものの、
入れ替えが頻繁に起きます。

小・中・高校と学校が変わる度、
ガラッと変わります。

学用品はもちろん、おもちゃや洋服など、
あらゆる生活用品の入れ替えとなります。

それらを大量の不用品をゴミとして出せば、
簡単に済むかもしれない。

ゴミの処分は、多くの自治体で多額の税金が使われています。

不用品でも、資源としての物として考えると行き場がなく、
家の収納スペースにため込んでしまっています。

そこで、思い切って靴以外の不用品も
一緒に寄付という形で、片付けることにしました。

寄付できるもの・できないもの、
詳しくはこちら>>ワールドギフト 不用品再利用・物資支援活動

 

 

時間がある時に、分別・キレイにして準備を続け、
やっと寄付用の箱に収めて、発送準備ができました。

ダンボールサイズ140(3辺の合計のサイズ)以内の箱の中に

体育館履き、子ども用スニーカーやブーツ、サンダル、
大人用スニーカー、パンプスなど、
靴類だけで箱の3/4を占める14足。

下駄箱の2~3段分の
行き場のない靴を出すことができました

ダンボール箱の空いたスペースに、
子どもが小さい時に使っていた、水筒や弁当箱などの食器類。
不要となったリコーダー、バックやぬいぐるみなど、
入れられる分だけ詰め込みました。

私が捨てられなかった、子どもが使っていたもの。

それらをごみとして出すことには、罪悪感があり、
「もったいない」という気持ちが大きかった気がします。

先日郵便局から集荷に来てもらい、
ダンボールひと箱分が我が家から旅立ちました。

何だかちょっとホッとしました。

ウチで眠っていた物たちが、別の場所で活躍できる。

それと同時に、本当に使わないで放置している物が、
我が家に多いか思い知りました。

まだ子どもの衣服が大量に残っているので、
またダンボールを用意して、寄付の準備をしたいと思っています。

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