猛暑でも、足・脚のむくみと冷えには要注意!

今年の夏は、ずっとサウナに入っているような猛暑。

強い日差しと高い湿気、
とてもエアコンなしの生活は考えられない状況ですね。

熱中症予防のためにも、エアコンの効いた部屋に、
1日中過ごすのも仕方ない状況ではあります。

 

エアコンの効いた部屋で、じっと動かないで過ごすことの弊害

猛暑で熱中症予防のため、外出を控えるように言われるし、
実際に動くと暑くてたまらないから、
エアコンの効いた部屋であまり動かず過ごしていませんか?

暑いからと言って、素足に半袖短パン姿で過ごしていると、
足首やつま先など、冷えてきませんか?

首や手首、足首などは、皮膚を出していると、
涼しい感覚があります。

それは、皮膚表面に近い場所に太い血管や、
骨があるので、外気に触れやすい場所であるからです。

また、
足のむくみがいつもより、悪化しやすくありませんか?

・床に座って、スマホやゲームを長時間している。
・熱帯夜の連続で、眠りが十分でないので、
 つい横になってウトウト寝てしまう。

 

どうしても、素足で過ごしていると、
冷気が溜まりやすい床面から、
体温を奪われます。

気がついた時には、身体が冷えてしまい、
かぜをひいてしまうこともあります。

身体が冷えてしまうと、
血の流れが少なくなり、滞りやすくなるので、
足先に流れた血液が滞り、むくみとなってしまうのです。

 

第2の心臓「ふくらはぎ」改善のカギあり

仕事のため長時間座ってのデスクワーカー、
移動の少ない、立ちっぱなしの職種の方、
長時間同じ姿勢で動かない人は、
足の冷えやむくみを起こしやすいのです。

足先に流れた血液が、重力に反して心臓に戻るには、
第2の心臓と言われる、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が
必要です。

 

長時間ふくらはぎの動きがないと、
足先~ふくらはぎなどに血液が滞り、
足の冷えやむくみを起こす原因になります。

長時間座りでも立ちでも、同じ姿勢をしていることが、
身体には負担となります。

第2の心臓、ふくらはぎ

せめて1時間に1回は、席を立って歩くこと。
歩くことが難しいならば、ふくらはぎを動かすことをしましょう。

座ったままで、ふくらはぎを絞るイメージで、
踵あげ運動をすることをお勧めします。

単なる足の冷えやむくみは、
下肢静脈瘤の症状であり、悪化させる原因になります。

詳しくは>>下肢静脈瘤のこと、知っていますか?

 

 

足・脚のトラブルを抱えている人は、むくみやすい

足のトラブルを抱えている人ほど、
実はむくみやすい傾向があります。

足は細かい骨が石垣状に積み重なり、
靱帯や腱、筋肉で構成されています。

外反母趾がある方は、
骨の積み重なりにズレが生じており、
血液やリンパ液の流れが悪くなりやすく、
足・脚が冷えてむくみやすいものです。

女性は男性に比べて、身体の筋肉量が少なく、
第2の心臓のふくらはぎの筋肉も少ない人が多い。

歩くことが少ない人ほど、
ふくらはぎなど、足の筋力の低下
を起こしている方が、
多く見受けらえます。

歩くことが少ない人ほど、
ふくらはぎを動かす機会がぐっと少ないため。

女性は、スリムな脚を望みがちですが、
ある程度のふくらはぎの筋肉は、
冷えやむくみの対策には必要です。

筋トレなどハードな運動ではなく、
ただ60分に一度程度、同じ姿勢をしていたら、
歩いたり軽い運動をするなど、
こまめに身体を動かす生活を意識をしましょう。

 

 

 

普段の生活から、足(脚)を冷やさないことを心がける

まずは、
足・脚を冷やさない生活を心がけること。

エアコンの効いた部屋に長時間滞在する、
または、就寝時にエアコンが朝までつけているのなら、

長袖長ズボンのパジャマに、
ふくらはぎには、真夏でもレッグウォーマー等で保温する。

寝ている間は、寝返りなど知らぬ間に布団など掛物がなく、
冷えてしまうことになるため。

靴下では、足裏からの放熱が妨げられ、
逆に暑く感じ発汗するので、就寝時の靴下着用はNGです。

日中であれば、なるべく長時間同じ姿勢をしないで、
定期的に第2の心臓と言われる「ふくらはぎ」を動かすこと。

それだけでも、少しずつではありますが、
足・脚の冷えやむくみを軽減することができます。

でも、自分はどんな原因で、
足・脚の冷えやむくみが出ているのかわからない方。

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