年に1度「持病なし」でも、身体の点検をしよう

慌ただしく毎日を過ごしていると、
睡眠不足やきちんとした食事も摂取することができないなど、
身体への悪影響につながる生活になってしまいがち。

その生活を年齢を重ねつつ継続していると、
生活習慣病を発症の可能性。

生活習慣病は、生涯に渡って健康管理を要し、
他の様々な病気にもつながってしまいます。

別に持病もないから、健康診断は不要と思っても、
年に1度は、自分の身体の健康の振り返りをすべきです。

主婦や自営業の方は、注意が必要です!

中高年世代になると、生活習慣病をはじめ、
様々な病気のリスクが上昇。

健康診断結果も正常値から外れ、経過観察や特定保健指導など、
受診すればおしまいということは、だんだん少なくなってきます。

会社等に勤めている方は、勤務地で年1回の定期健診があります。
業種にもよりますが、雇用者より労働者の健康維持のために、
積極的に受診勧奨がなされることが多いのではないでしょうか?

しかし、専業主婦や自営業の人は、
自分で健診を意識して受診することが必要です。

私自身も後者に該当し、
年1回健康保険の扶養者の特定健診を受けてます。

以前は病院等で雇用されていたので、
かなり手厚い健診を受けることができました。

しかし、
扶養者になるとお情け程度の項目しかない。

年齢を重ねて、気になる病気も増えてくると、
もっと調べたい欲が出てしまう。

親や親類、同年代の友人知人が病気になり、
闘病している、または訃報を耳にすることが増えると、
自分は大丈夫か不安になりませんか?

果たしてどこまで、検診・検査をするべきなのだろうか?

ちょっと悩んでしまいますね。

 

検診を受ければ安心、でも検査による苦痛も伴うことも

必要な健康診断の項目は、
実は健康保険団体によって違うようです。

自治体が主体の国保でも、自治体の考え方で検診項目は違い、
オプションで追加できる項目も違います。

必要とされる項目については、
健康保険団体により、負担軽減のための補助があります。

一方オプション検査は、
実費負担なので項目を増やすと経済的にも大変です。

 

胃や大腸の内視鏡検査の場合、検査日は食止めになり、
大腸ならば検査前に大量の水分と下剤を服用。

要は、大腸内をキレイにして空の状態を作る必要性があるのです。

検査の経験がない人にとって、かなりの負担です。

家族歴や既往歴にもより、必要性がどの程度なのか、
自分にとってどこまでが必要な検査なのか、
良く検討すべきです。

 

健康診断で「要精密検査・要治療」と診断され、
受診勧奨となったが場合には、健康保険が適応されます。

実際に気になる症状がある場合には、
検診受診後であれば、検診結果を持参して受診した方が、
重複した検査をしなくても済むのです。

なので、
ここで健康診断の検診結果を活用すべきです。

 

気を付けよう!女性の貧血

貧血と言えば、青白い顔に立ち眩みなどの症状。

貧血で自覚症状があるのは、
結構身体に大きな負担を強いている状態。

一般的に貧血の検査は、血液検査でヘモグロビン値でチェックします。
ヘモグロビン値が正常範囲から出てしまうと、かなりの貧血状態なのです。

私自身、高校生の時ヘモグロビン値が正常値の2/3まで低下。
部活動のトレーニングを休み休みでないと、
できない苦しい時期がありました。

hold one's head結局、鉄剤を服用することになり、
半年~1年近くかけて治療した経験があります。

10代の女性は、身体の成長はもちろん生理あるので、
汗をかくことでも、身体の鉄が欠乏する要因が重なってます。

現代の食事だけでは、鉄などをはじめとミネラルが不足で、
妊娠出産を迎えては、母体も赤ちゃんも健康維持は難しい。

 

10代からサプリメントで、しっかり鉄なども補給しつつ、
健康診断でヘモグロビンだけのチェックだけではなく、
フェリチンの貯蔵鉄なども定期的にチェックすべきです。

鉄不足により、本人の健康問題当然のこと。
将来の赤ちゃんの健康にも大きな影響を与えてしまうのです。

 

一般の検診項目では、
貧血はヘモグロビン量などでチェックします。

ただヘモグロビン量だけでは、貧血の重症度が高くないと、
貧血が見つからないのが現状です。

私は成人してからは、
貧血と指摘されずに来ていました。

しかし、フェリチン(貯蔵鉄)の量の重要性を知り、
たまたま検診で問題があったので、内科を受診した際、
医師に「フェリチン値を調べたい」と希望し検査をしました。

その結果、フェリチン値は45ng/㎗でした。 
正常範囲は、25~250ng/㎗と広範囲なのですが、
理想の値は50ng/㎗とのこと。

一般の検診では、フェリチンは項目に入っていません。
女性にとって、貧血はなかなか避けては通れないものです。

中高生の成長期、妊娠出産期、
生涯を通して子宮や卵巣のトラブルが起きる可能性があります。

年1回の検診はもちろんのこと、
めまいや立ち眩み、頭痛や倦怠感、生理不順や過多月経、
顔色が悪く目の下にクマがある、手足の冷え、足がムズムズする
気分が沈むなど、うつ気分などの自覚症状があれば、
一度フェリチンを調べてもらうと良いと思います。

なかなか医師の方から、フェリチン調べることは少ないのですが、
気になるようなら、採血をする機会に相談してみてはいかがでしょうか?
数ミリの血液追加で検査ができますよ。

 

 

 

お問い合わせ・ご相談は、お気軽に

ちょっとしたことでも、お気軽にご相談ください。